12月14日の東京市場
12月14日の週
12月14日の週、日経平均は週間ベースでは上昇しましたが、終始大きな値動きにかける展開となりました。製薬大手ファイザーの新型コロナワクチンの緊急使用許可を承認したことなどを好感して12月11日のNYダウは3日ぶりに反発し、結局14日の日経平均は、前週末比217.95円高まで上昇しました。一時は感染拡大や自粛要請の広がりへの警戒感の強さから、上値の重い展開となったものの、大型株が上昇を主導していく形となりました。
15日の日経平均
15日こそ日経平均も小反落して始まると、政府が観光需要喚起策「Go Toトラベル」を全国で停止と発表したことを嫌気し一時的に下げに転じましたが押し目買いの動きも強く、結局最終的に寄り付き値近辺で引けました。テーマ別に分析すると、水素関連銘柄が終始物色され、水素サプライチェーンの事業化の検討を開始と発表した川崎重工などの上げが目立ちました。
15日のNYダウ・16日の日経平均
15日のNYダウは、米モデルナが開発した新型ワクチンの緊急使用認可や追加経済対策への合意期待などから前日比337.76ドル高と大幅反発し、16日の日経平均もGUでスタート、12月7日につけた取引時間中の年初来高値26894.25円に迫る場面も見られました。ただ、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を目前に様子見ムードが広がり、上げ幅を縮小する形で16日の市場は終了しました。
16日のNYダウ・17日の日経平均
16日のNYダウは反落し、この流れを受けた17日の日経平均は小幅安で寄り付いたものの、終始な値動きにかける動き。それでも終値は小幅続伸で引けました。個別銘柄では、自社株買い実施方針が報じられたかんぽ生命保険が急伸しました。
17日のNYダウ・18日の日経平均
17日のNYダウは反発して終了しました。一方週末を控えた18日の日経平均は小幅安でスタートし、寄りつき後にプラス圏に切り返す場面もありましたが、新型コロナ新規感染者数が全国で過去最多を更新する報道がされる中、海外市場で為替が一時1ドル=102円台となる円高を付けたことから警戒感も強くなり、後場の日経平均はマイナス圏で推移しました。日経平均は43.28円安の26763.39円と3日ぶりに小反落して終了しました。
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損出しのため、損切りしたメルカリ
先週メルカリを損切りした記事をブログに載せました。紹介記事
ただ、ドコモとの提携があるし、新しい投資にも積極的でしたので18日の引け直前に4,450円にて再度保有する事にしました。
損切りした理由は、たまたま今年は春先に利益を確定させる事ができていたので、紹介記事でもあるように年末の損出しが本当の目的です。
損失を確定させるために売却したので、損を確定させた直後に再び買い直す事にしました。本来そうする事で(上がる見込みがあるという前提で)損出し、上手な税金の節税に繋がります。
メルカリは10月30日の東京市場引け後に決算を発表し、7-9月期の経常は黒字で着地し、21年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常損益は2.6億円の黒字(前年同期は70.2億円の赤字)で、売上営業損益率は前年同期の-48.2%→1.6%に急改善したとの事で、上昇を期待したのですが、その後のマザーズ市場の動きに伴うようにイマイチの展開です。
先週は少し顕著な動きを見せ、少し復活するかと思いきや、この半年に急激に株価が上がった分、しばらくの間は調整の動きが続きそうです。ただここ最近の下落基調からは底堅さを見せてくれているように思います。(そうであると期待したい!!!)ですので、上昇に向けての地固めであると期待して保有は続けていきたいと思います。
株式会社アスコット(3264)
私個人的に注目している株式会社アスコット(3264)ですが、最近は投資家達からも注目を浴び始めております。以前の記事で『最近の上昇率は急激とも捉えられるので注意は必要です。』と書いたばかりでしたが、やはり当たってしまいました。
12月14日の週のアスコットの動き
12月14日に、一時、323円を付けましたがその後は上のチャートの通り下がる一方でした。12月18日には269円を付け下がる明確な理由のないまま下がり続けているので、投資家としては不安で過ごす1週間となりました。
フューチャーベンチャーキャピタル
<8462>
前の週に引き続き、今週も苦しい状況が続きました。やはり10月半ばでのエントリータイミングの悪さが尾を引いております。
11/24にZMPの年内IPO無しがどうやら確定されたらしく、IPOの期待を込めてエントリーしていた投資家達が徐々にポジションを減らしていき、売りへの動きが加速したのだと考えられます。
この状況はいつまで続くのか・・・
この投資家たちのポジションの整理が終了するまでこの厳しい状況は続くと考えられます。昨年末から年初にかけてにあった思惑相場(この時は1/21に現時点での年初来高となる1,103円を記録)があれば別ですが、今年の末から来年度年初にかけては材料が乏しいかと思います。
FVCの直近6ヶ月のチャート
いずれにせよ、来春のIPOの可能性も低いと考えられ、もはやZMPの上場を期待するのではなく、他の企業への投資活動に期待するという考え方のシフトチェンジも我々投資家たちには必要かもしれません。
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